首都大学東京宇宙物理実験室が開発してきた国際X線天文衛星 ASTRO-H「ひとみ」に搭載されたマイクロカロリメータ(軟X線分光検出器)を用いて、ペルセウス座銀河団中心部の鉄属元素の組成比を詳細に測定しました。観測結果から、ペルセウス座銀河団中心部の鉄属元素の組成比は太陽のものと同じであることがわかりました。鉄属元素の主要生成源であるIa型超新星爆発の性質にも制限を与えることができます。
詳細は下記からご覧ください。
– 首都大学東京のプレスリリース https://www.tmu.ac.jp/news/topics/15708.html
– JAXAのプレスリリース 日本語 http://www.isas.jaxa.jp/topics/001181.html
– JAXAのプレスリリース 英語 http://www.isas.jaxa.jp/en/topics/001182.html
– NASAのプレスリリース https://www.nasa.gov/feature/goddard/2017/hitomi-mission-glimpses-cosmic-recipe-for-the-nearby-universe