Experimental Astrophysics group in Tokyo Metropolitan University, X-ray Astronomy & Astrophysics

衛星開発

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XRISM 衛星

XRISM は日本の7番目のX線天文衛星で、本研究室も設計•開発から、打ち上げ後の運用まで行っています。国際協力により製作が進められ、2023年9月10日にJAXA内之浦宇宙空間観測所から打上げられました。本研究室のスタッフ、学生は同衛星に搭載されているX線マイクロカロリメータや望遠鏡の開発に深く携わってきました。

X線光子の吸収による素子の温度変化をとらえることで精密分光測定を可能にする Resolve と、広い視野を兼ね備えた半導体センサである Xtend の2つを用いることで、太陽系から遠方宇宙の銀河団、ブラックホールまで幅広い宇宙の謎の解明に寄与します。

GEO-X衛星

地球磁気圏可視化衛星 GEO-X (GEOspace X-ray imager) は、世界で初めてX線で磁気圏を可視化し、磁気圏観測に革新をもたらすことを目指すミッションです。超小型衛星という、従来のX線天文衛星に比べて小さく、打ち上げやすいサイズにしていますが、広がったX線放射への感度は過去のX線天文衛星と比べて遜色ないものです。これを可能にするのが独自の超軽量・広視野の望遠鏡で、本研究室が中心となって開発してきたものです。

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