江副准教授、福島君 (M2) らのカリーナ星雲南西部の観測論文が PASJ に受理されました。
カリーナ星雲を含む大質量星形成領域ではしばしば広がったX線放射の存在が報告されています。本研究では日本のX線天文衛星「すざく」を用いた Hamaguchi et al. 2007、Ezoe et al. 2009 に続く3番目の観測として軟X線の卓越するカリーナ星雲南西部の広がった放射に着目しています。
本論文では、X線スペクトルから熱プラズマの元素組成を解析することで広がった放射の起源に制限をつけたほか、プラズマが星雲中心部から周囲に吹き飛ばされている描像を新たに示しました。
詳細は以下をご覧ください。

Title: Suzaku Observation of Diffuse X-Ray Emission from a Southwest Region of the Carina Nebula
Authors: Yuichiro Ezoe, Kenji Hamaguchi, Aoto Fukushima, Tomohiro Ogawa, and Takaya Ohashi
arXiV: https://arxiv.org/abs/1909.00501