プロフィール
名前
石田 学 (Manabu Ishida)
身分
宇宙科学研究所 教授 (兼 首都大学東京 連携客員教授)
研究内容の概要
- 白色矮星、矮新星、強磁場激変星、X線パルサー
- 次期X線天文衛星ASTRO-Hに搭載するX線望遠鏡の開発
- 次世代高解像度X線望遠鏡の開発
- 現在軌道上で活躍中のX線天文衛星「すざく」のデータ解析、および教育・研究指導
連絡先
ishida(アットマーク)astro.isas.jaxa.jp
研究内容の詳細
すざくによるサイエンス
- 矮新星の境界層の物理状態と幾何学の解明
- 強磁場激変星やX線パルサーの降着柱ガスの運動学
- 強磁場激変星の降着柱からのX線放射モデルの確立と観測データへの適用
ASTRO-H衛星の開発
- 次世代高解像度X線望遠鏡の開発
- 伸展式光学台(EOB)の開発
研究歴
1987年-1992年 東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 修士・博士課程 (牧島研)
- 「ぎんが」衛星のデータによる低質量X線連星系(LMXB)と強磁場激変星(mCV)の研究
- 「あすか」衛星搭載 撮像型ガス蛍光比例計数管(GIS)の開発
1992年-2001年 文部科学省宇宙科学研究所 高エネルギー天体物理学第一部門 助手
- 「あすか」衛星SISのデータによるmCV中の白色矮星の質量導出法の発見
- 「あすか」衛星SISのデータによる超新星残骸の重元素組成の研究
- 「あすか」衛星GISのデータを用いた銀河団の合体、および温度分布の研究
- 「あすか」衛星GISのデータを用いた球状星団中のX線源の探索
- 「あすか」衛星GISの軌道上較正試験とメンテナンス
- 「あすか」衛星の全観測機器の軌道上での相互の較正と応答関数構築を主導
- 「あすか」衛星の日々の運用、緊急時対応、電源管理、その他衛星メンテナンス全般を責任担当
- Astro-E衛星搭載 伸展型光学ベンチ(EOB)の開発
- Astro-E衛星搭載 X線望遠鏡(XRT)の開発と地上較正試験
- コマンド作成支援ソフトISACS Planの開発とそれを用いたAstro-E用コマンド作成システムの開発
2001年-2005年 東京都立大学大学院 および 首都大学東京 助教授
- 「あすか」衛星のデータによるX線パルサーの磁極への降着流の研究
- 「あすか」衛星のデータによる球状星団中のX線源の探索
- 「XMM-Newton」衛星、「Chandra」衛星の高分解能分光データによる激変星(CV)の研究
- Chandra衛星のデータによるX線パルサーの星周物質の研究
- Chandra衛星、XMM-Newton衛星のデータによる銀河団の質量分布の研究
- Warm-Hot Intergalactic Mediumの分布と未確認バリオン探査を行うDIOS missionに参画
- Astro-E2衛星搭載 XRTの開発と地上較正試験
- Astro-E2衛星搭載 XRT用pre-collimatorの開発
- Astro-E2衛星搭載 EOBの開発
- Astro-E2衛星の、地上におけるPI機器相互のアラインメントの計測と調整を責任担当
- NeXT衛星搭載 X線望遠鏡の高解像度化を目指した開発研究
- NeXT衛星搭載 EOBの開発
2006年-現在 宇宙科学研究所 教授 (兼 首都大学東京 連携客員教授)
- 矮新星の境界層の物理状態と幾何学の解明
- 強磁場激変星やX線パルサーの降着柱ガスの運動学
- 強磁場激変星の降着柱からのX線放射モデルの確立と観測データへの適用
- ASTRO-H衛星の開発
- 次世代高解像度X線望遠鏡の開発
- 伸展式光学台(EOB)の開発