大学院受験者へ
アドバイス(?)


うちの研究室は、宇宙物理実験研究室という名前ですが、やっていることは、
X-ray Astrophysics です。
修士過程では、主に実験をしています。
X線検出器を作成したり、ビームラインを構築したり、キャリブレーションシステムの構築をしたりと、
様々なことをしています。

どうやらスタッフの人数は、業界内では、最大規模の研究室になったらしいです。
ASTRO-E の打ち上げ失敗時は、どうなることかと思われましたが、
ASTRO-E II の打ち上げも決まり、様々なプロジェクトが動いています。
私は、次世代X線天文衛星搭載用の検出器の研究開発なんかをしています。
う〜ん、響きはカッコイイ〜!!
まぁ、超伝導なんかを利用しているので、
超伝導相手に大苦戦中なのです。



お受験頑張って下さい。

都立大の問題では、
熱・統計は、久保亮吾の問題集の第5章をちゃんとやっておけば、余裕でしょう!!
他は、何を勉強したか、忘れた・・・。
まぁ、思い出したら書きます。

力学、電磁気は、都立の問題では、頭の良い人でも差はつきません。
年によっては、難しすぎる・・・。もしくは、簡単過ぎる・・・。

みんなが解ける問題でミスをしない ってのが、合格へは必要不可欠です。

あまりに難しい問題に出会ったら、
『これは理論家さんの間で、差をつけるための問題だ!』
と思って、地道に部分点でも狙いましょう。
または、他の問題に時間をかけましょう。


>> 数学 << 都立大はね、
線形代数は『行列の対角化』
微分積分は『フーリエ変換』『留数定理』

これが出来れば上出来です。
実は、数学で点数に大きな差がでたりするものです。
『数学』って科目は、他の大学院では設けられてないんだよね。
東大ですらないのに、ウチにはある・・・・。
しかも、鬼の様に難しい・・・。


>> 英語 <<
合否には関係ないという噂が・・・。
0点じゃなけりゃ良いって話を良く聞きますねぇ。
まぁ、あの程度の問題では、本気で0点取る方が合格するより難しい気もするのだが。



勉強にでも疲れたら、このページでも見て下さい。

(2001.6.5)

  • まずはココ。
  • つづいてココ。

    もう知っている人も、大勢いるんだろうけどね!


    teppei@phys.metro-u.ac.jp